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Ryu3のブログ

上京3年目の会社員です。 人生の目標は、社会的な関係性の中で自由な生き方を獲得すること。

【2016年12月末】エチオピア | ダナキル砂漠ツアーの最新情報

201612月の年末にエチオピアの「ダナキル砂漠ツアー」に参加してきました。

(ここでは、今後ツアー参加を検討される方の参考になりそうな情報をまとめています。)

 

このダナキル砂漠ツアーですが、日本での認知度はまだまだ低く、エチオピアの見所を調べている中でたまたまブログ記事を見つけて知っているという人が多いと思います。かくいう自分もまったくきっかけで、ダナキル砂漠ツアーを知ることになりました。

 

ダナキル砂漠とは、エチオピア北東部と、ジブチエトルリアにまたがる砂漠エリアです。砂漠といっても、サハラ砂漠のような砂砂漠だけではなく、岩や溶岩など様々な顔を持つ砂漠です。世界で最も暑いエリアと呼ばれており、夏には50度を越すことも・・!ツアー中は、そんな過酷な環境の中にある絶景を求めて旅します。

 

見所は、主にはこちらの3カ所です。

・赤いマグマがあふれんばかりに溜まっている火口を見られる「エルタ・アレ火山」への登山

 

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ボリビアのウユニ塩湖のエチオピア版とでも言えそうな「アッサル塩湖」

 

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・塩山から噴出する硫黄ガスで黄色く染まった「タロール山」(ネットでは「ナメック星」との描写も)

 

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このように見所いっぱいのダナキル砂漠ツアーですが、旅人の味方「地球の歩き方(東アフリカ)」にはツアー参加のために必要な情報が少なく、ネット上のブログ記事にいくつか情報はあるものの201612月末時点の状況とは違っているところもあったので、記事にまとめてみました。

 

効率よく情報収集しながら、実際のツアーのイメージも持っていただけるよう、①ダナキル砂漠ツアー情報まとめ ②体験談 の順で書いています。

何かしら参考にしていただけると嬉しいです!

 

①ダナキル砂漠ツアー情報まとめ

 

おすすめポイント

 

・目を疑うような絶景を間近で見られる

 

これに尽きます。なかなか過酷なツアーですが、その中で出会うことのできる自然の偉大な姿には、感動も格別です。

 

注意するポイント

 

・危険がつきもの

 

噴火、怪我、火山ガスや暑さでの体調不良、盗賊の夜襲(そのためにソルジャーが同行しています)など、身の回りに危険がつきもののツアーです。大事には至ったことがないので、今も実施されているのだとは思いますが、日本国内だったら絶対に開催されないレベルです・・!それを踏まえての、参加するかどうかの判断をしていただければと思います。

 

・ツアーの運用に高いクオリティを求めないように

 

よくわからない待ち時間、ガイド・ドライバーの説明不足、車の故障など、ストレスに感じてしまいそうなことも起きます。期待値が高すぎると、がっかりしてしまうかもしれません。

 

アディスアベバからメケレへの移動について

 

▶︎陸路

毎日12便、早朝発の便が出ているようです。所要12時間で480B

バス移動の場合は夜にメケレ着になるので、翌日のツアーに参加したい場合は事前にメール等で予約を入れておいた方が良いと思います。

 

▶︎空路

エチオピア航空1日に何回か飛んでいて、アディスアベバから1時間程度です。(ちなみに、エチアピア航空の国内線は、国際線のチケットを持っていると大幅に安くなるらしいです。自分は知らずに普通に予約したので片道2万円くらいかかりました。)

 

メケレの空港からはタクシーかミニバスで20分くらいです。ミニバスは、空港から出て正面の一本道を300mくらい進んだところにあるT字路で、メケレ方面(空港を背にして左手)に行くものに乗ればメケレ中心部まで10Bくらいで行くことができます。

 

航空券についてはこちらも

 

ツアー会社選びについて

 

Ethio Travel & Tours (通称;ETT)とK.G.AHADU TOURS & TRAVEL AGENCY(通称:ドイツ人のとこ)の2つが有力とのこと

・両方に行った人に聞いた限りでは、ETTの方がメールの対応もしっかりしていて信頼できそうです

・日本人はETT、欧米人はドイツ人のとこを選ぶことが多いとの噂です(ドイツ人のとこの方のツアーに遭遇しなかったので実際のところはわかりませんが)

 

ツアー催行が2日に1回だったりするので、タイミングが合う方に参加で良いような気もします

 

ツアー内容について(ETTの場合)

 

・主な見所は、「エルタ・アレ火山」、「アッサル塩湖」、「タロール山」

・回る順番は2パターンあり、火山が初日のものと、塩湖が初日のもの

・この2パターンを交互に出発させて3日目の行程を重ねているらしい

23日と34日のツアーがあります

・内容は、アッサル塩湖とダロール山(ナメック星)に各1日で行くか、1日で両方行くかの違い

23日の費用は不明(一緒のタイミングでツアーに参加していた人は、34日のツアーと同じ料金を払っていたような。。)

 

→34日の場合、アッサル塩湖でサンセット見学、ワインと音楽のパーティが行われ、翌日タロール山もゆっくり見学できたので、自分は34日でよかったなと思います。ただ、先を急ぎたいとか、3日間も風呂に入れないのは辛いという人は、23日でも良いと思います。

 

費用について(ETT34日ツアーの場合)

 

・定価は1600ドル

・人数が多いほど交渉がしやすく、400ドルまでは下がる(実績として)

 

ーツアー費用に含まれないもの

 

・用意される食事以外の食費食事は十分に用意されるので、特に必要ないと思います

・水以外の飲み物代相場はコーヒー(110B)・ソフトドリンク(120B)・ビール(125B)くらい

・ガイド・ドライバーへのチップ相場はよくわかりませんが、1人につき500-1000Bくらいでしょうか。それをグループで割り勘する感じで

 

ーツアー費用に含まれるもの

 

上記以外の交通費、飲食費、宿泊費は全てツアー費用に含まれると思って大丈夫です。

 

持ち物について(ETTの場合)

 

ー必ず必要なもの

 

・ハンドライト(スマホのライトでも)火山への登山は電灯の一切ない夜道を歩くので、ライトは必須です。スマホのライトで間に合わせている人もいました。

・靴(特に火山エリアはサンダルは危険です)

 

ーあった方が良いもの(なくてもどうにかなりますが、あった方がより安全・快適です)

 

・長ズボン火山での怪我防止のため。新しい溶岩層が脆く、踏み抜いて足を怪我する人が複数いました。(知ってるだけで、自分含め4人・・)ここの溶岩はガラス質が多く、ちょっとさわっただけでも切り傷になります。デニム生地のような厚手のものなら安心です。

・防寒着寝袋や毛布があるので寒くて寝られなくはないですが、あった方が快適です

・日焼け止め特に塩湖は地面からの照り返しもあるので日焼けしやすいです

・ウェットティッシュ→3日間、シャワーは浴びられないので(ゲストハウス泊の時に桶で水浴びはできます)

・絆創膏火山の地面で切り傷を作ってしまった時用に。そして、ケガしてしまった人のために・・

・マスクかタオル火山ガスは結構匂いがきついです

・のど飴火山ガスでのどを痛める人が何人かいました。翌日あたりからのどに痛みが出るようですが、火山に行く時に舐めていれば少しでも軽減できると思います。あとは、痛みが出てしまった時の対策にも。

・耳栓青空ベッドもゲストハウスも周囲に人がいるので、話し声やいびきが気になりそうな人は持って行った方が良さそうです

 

食事について(ETTの場合)

 

だいたいこんなものが出ました。普通に美味しかったですよ。

 

・パスタ、パン、インジュラ

・トマト、きゅうり、キャベツなどのサラダ

・フルーツ(スイカ・柑橘・パインの缶詰)

・飲み物(コーヒー・紅茶)

 

②体験談

 

・前日

 

バスでの長時間移動は避けたかったのと、メケレ到着当日に翌日のツアーに申し込みたかったので、アディスアベバから飛行機で移動しました。メケレの空港から市内への移動については、空港建物を出て正面の1本道の道路を300mくらい歩いたところにあるT字路でメケレ方面(空港を背にして左手)行きのミニバスで5Bで移動できます。

 

事前のネット情報で、「Ethio Travel & Tours(通称:ETT)」が良さそうだったので、まずETTに向かいました。ここで過去の体験談の情報では、ETTオフィスは「ヨハネスホテル」のビルに入居しているということになっていますが、ここ数ヶ月でオフィス移転が決まり、ヨハネスホテルからは徒歩で5分ほどほど離れたMilano Hotelのビルに入居しています。

 

(なんで移転したのかちょっと気になって聞いてみましたが、オフィスが広くできることと、ツアー用の車を何台も停車するのに便利だからだそうです。儲かってるんですね。)

 

参加者が多い場合は400ドルくらいまでは値切れると知っていたので、「友達が400ドルでETTのツアーに参加して、すごく良かったと言っていたから自分も来たんだけど・・」と前置きしながら、ツアー内容と参加費を聞きました。

 

34日のツアーで1600ドル

・翌日のツアーの申込は15

 

明らかに参加者が多いので(通常3-5名程度とのこと)、「もっと安くしてよ」とお願いしたところ、すぐに450ドルに下がりました。もう少し値段交渉できそうだなと思い、「450ドルだと少し予算オーバーだから、もう少し他のツアー会社も見てから決めますね~」と立ち去る素振りを見せたところ、400ドルでいいとのこと。それ以上粘るつもりはなかったので即決しました。翌日は8:20分に各参加者のホテルにピックアップに来てくれます。

 

1日目

 

時間通りにピックアップしてもらってETTオフィスに集合。欧米人、韓国人、日本人が参加していて計15名くらいでした。車はTOYOTAランドクルーザーでエアコンも使えるので、終始快適に過ごせました。同じグループに23日ツアーの参加者もいました。

 

■ツアー用車のTOYOTAランドクルーザー

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日中は休憩やランチを挟みながらひたすら車で移動。3時間ほど舗装道路を走った後に、2時間ほど未舗装路、1時間ほど岩だらけの悪路を走ってキャンプ地に到着。キャンプ地と言っても、火口登山に不要な荷物を置いて夕食をとるだけで、実際に寝るのは火口近くの山の上です。

 

そして1日目のハイライトであるエルタ・アレ山の火口見学に向けて夜道を3時間ほど(10キロ)ひたすら歩きます。山頂のキャンプ地についてから10分ほどかけて火口に移動。本当に真っ赤なマグマのたまった火口の数メートル手前まで行くことができます。記念写真を撮るにも絶好のロケーションでした。

 

■ときどき小さな噴火が起こって、ヒヤヒヤします

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■熱気と火山ガスの臭いがすごい

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注意したいのは、最近噴出した薄い溶岩層はガラス質が多いので、薄い部分を踏み抜くと足に怪我をしてしまうことです。不覚ながら、自分も見事に怪我をしましたし、他にも数人が手足を怪我していました。デニム生地などの長ズボンを着用して行くと安心です。

 

その夜は、膝くらいの高さの石垣に囲まれた場所にマットレスを敷いただけの青空ベッドで就寝。

 

2日目

 

もう1回火口を見に行くため、4:30起床。前日とは違う方向から火口に近づきました。これは、風向きにもよると思うので、日によっては両方同じ場所になるかもしれません。

 

日が昇る前に下山しないと暑くて大変なので、火山で日の出を待つことはせず、昨日来た道をひたすら下ります。同じく3時間。下山後に朝食を食べて、次の目的地に移動します。道中、塩湖(ウユニ塩湖というより死海のイメージ)で浮遊体験をしたり、近くで湧き出す温泉に入ったりもしました。

■塩湖で泳いでいる人たち

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その後、乗っていた車が故障して動かなくなるというトラブルはありましたが、他の車に乗せてもらって無事宿泊地に移動できました。この日の宿泊地は「ゲストハウス」ということで、屋内にマットレスを敷いて雑魚寝。コンセントは使えます。桶の水で体を洗い、ビールも飲めたので、だいぶリフレッシュできました。

 

3日目

 

23日のツアーの人は早朝に出発。ここでお別れ。34日ツアーは時間に余裕があるので、午前中はゲストハウス近くの市場に歩いて行って、写真をとったり、土産物を買ったりしました。ここで出会った子供達がとても無邪気で可愛かったです。ペンやサッカーボールをねだられるのは仕方ないですね。

 

■市場で出会った子供達

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午後は塩湖近くのキャンプ地に移動。ゲストハウスから車で3時間程度の移動です。塩湖については、「ウユニ塩湖レベルを期待していたらがっかりする」と聞いていたので、かなり期待値を下げて行きましたが、思ったよりしっかりとウユニ塩湖みたいな感じで塩の白い大地や、鏡ばりが見られました。また、その大地を横切る岩塩を運ぶ塩商人とラクダの列(かなり長い)や、サンセット、ガイド・ドライバー主催のワインと音楽のパーティなど楽しめました。

 

■塩湖と兵士

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■塩商人とラクダのキャラバン

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夜は青空ベッドです。風が強かったですが、寝袋が支給されたので問題はなかったです。

 

■青空ベッド

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4日目

 

「ナメック星」ことタロール山へ。硫黄臭が充満する山を登ると、そこには写真で見た景色が想像以上のスケールで広がっていました。塩でできた山に硫黄を含む火山ガスが噴き出すことで、この世のものとは思えないような景色が作り出されていました。

 

■タロールさんと兵士とガイドのおじさんと

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■まさに、ナメック星です

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そのあとは小さな洞窟や塩商人の塩の切り出し場の見学をして帰路へ。17:00頃にはメケレに到着し、19:50のフライトにも間に合いました。フライトまでの待ち時間、ETTスタッフがコーヒーセレモニーをやってくれたり、空港まで送ってくれたりし、最後まで気持ちよく過ごせました。怪我や車の故障はあったものの、大きなトラブルなくツアーを終えることができました。なかなかハードで、もう一回参加したいとは言えないものの、本当に参加してよかったと思えるツアーでした。

 

■地面は全部 塩 です

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今後、ダナキル砂漠ツアーの日本での認知度が高まり、同時にツアー内容が洗練されて行く中で、例えば一部の大学生が卒業旅行に「マチュピチュ遺跡とウユニ塩湖」ではなく「ダナキル砂漠」を目指すようになることも想像されますが、どうか安全だけには注意して参加してほしいなと思います。

 

参考までに、ツアー参加にあたって気になりそうなことについて。

 

Q. 砂漠は夜寒そうですが、防寒着はどれくらいあれば良いか 

A. 寝袋や毛布が支給されるので、半袖半ズボンでもなんとかなりはしますが、風を通さない上着(ユニクロのダウンなどが良さそう)が1枚あれば安心です

 

Q. 蚊や南京虫、ダニなどは大丈夫?

A. ダナキル砂漠には蚊はいません。南京虫やダニについてはわかりませんが、ツアー中は誰も被害に遭っていませんでした。

 

Q. 英語が話せなくても大丈夫? 

A. 何か英語で長い説明を聞くとか、こちらから何か伝えないといけないとかいうこともないので、カタコト英語と身振り手振りでなんとかなると思います。

 

Q. ツアー参加費はカード払いできる?

A. ETTではカード払いできました。ブル立てで払いました。カードの機器の調子が悪いこともあるようなので、そもそもドルかブルで現金を持って行くか、現金を下ろせるカードを持って行った方が良いです。

 

(その他にありましたらコメントいただければ、分かる範囲でお答えします)

 

最後に、海外旅行旅行関連のリンクを貼っておきます。

 

①航空券予約:スカイスキャナー

多くの航空会社から最安の航空券を探すことができます。エチオピア航空の航空券もこちらで買いました。 

 

②ホテル予約 :Expedia

 海外ホテルの予約はこちらが便利だと思います。直前割などもあるので、現地に着いてからホテルを探す時も、こちらで検索すると安く出ていることがあります。バックパッカー向けの安宿でしたら、Booking.com あたりが良いと思います。

 

以上です。良い旅を!